技術の特徴

未来を照らす次世代LEDで

日本のあらゆる産業を強く革新的に

オリジナルの電源回路技術とロバストな筐体設計技術の組み合わせで、ルミアが切り拓く次世代産業用LED照明技術

電解コンデンサ不使用

LED照明の電源回路に必ず使用されている”電解コンデンサ”は、電解液と呼ばれる液体が充填された電子部品です。温度の影響を強く受け、特に高温下で劣化が急速に早まる電子部品です。電源回路に用いられる部品で、最も寿命が短い部品が電解コンデンサであり、一般に電解コンデンサの寿命で電源回路の寿命が定義されます。

高天井用照明や工場設備の照明は、増え続ける猛暑の影響や製造工程の排熱で高温にさらされます。一般的なLED照明の標準モデルの動作範囲は、このような環境温度よりも低いケースが少なくありません。設置場所の温度が想定より高かったために不点灯等の不具合を起こし、想定より早期の交換を余儀なくされるケースが多発しています(当社調べ)。

ルミアは、電解コンデンサを一切使用しない独自回路技術を保有しています。電解コンデンサを使用した一般的なLED照明器具に比べ、大幅な長寿命化を実現しました。特に高温対応タイプは、動作温度最大80℃においても長寿命動作可能であり、業界屈指の高性能を誇ります。

産業用LED照明専業メーカが作る専用電源

一般に、LED照明の灯具と電源を数十m以上のケーブルで接続すると、電圧低下により輝度が低下することがあります。ルミアのLED照明用電源は、LEDを適切に駆動することができる定電流電源を採用しており、LED照明灯具と駆動用電源を300m以上もの長距離で接続しても明るさが落ちることがありません。

設置工事が容易な場所や温度が管理されている場所を選択して電源を設置することで、トータルコストの削減や製品寿命の確保が可能です。例えば、水銀灯置き換え時に安定器が集中設置されていた箇所への設置したり、高所取付時に電源ユニットのみ交換が容易な場所へ設置することで、ランニングコストや工事費用の低減した事例がございます。

ロバスト設計

ルミアの照明器具は、堅牢な設計により機械的な振動やショックに強い耐久性を有します。クレーンや重機が稼働するような激しい振動環境下でも、その性能を安定して発揮いたします。また、防水・防塵の特性に加え、耐塩害、耐オイルミスト、さらにはアルカリや酸といった薬品に対する耐性も備えております。そのため、製造工場などの過酷な環境でも、高い信頼性と耐久性を提供し、安心してご利用いただけます。

ルミアの照明器具には、特殊な環境向けに特別に開発された防爆仕様もご用意しています。電源を内蔵しながらも、超低温(F4クラス)の条件を満たす冷凍倉庫に適応する特殊モデルもラインナップしています。これらの製品は、電解コンデンサを使用しない革新的な電源回路技術と、強靱な設計技術の融合により成り立っており、ルミアがLED照明の分野で新たに切り開いた領域の象徴です。

安心のMade in Japan

ルミアは、全製品ラインアップ(ルミトロンシリーズ)を、日本国内の精選された協力工場で丁寧に組み立てています。LED照明器具の心臓部とも言える電源回路やLED基板は、国内での厳格な品質管理のもとで部品実装を行っております。これにより、当社の製品は一貫して高品質を誇ります。さらに、製造工場と密接に連携して品質保証体制を確立し、製品の初期段階から完成まで徹底した品質管理を実施しています。

ルミアは、電子回路設計から機械設計に至るまで、すべてを社内で手掛けています。LED照明技術に精通した当社だからこそ、お客様の特定の使用環境やLEDの独特な特性を理解し、これらに基づいた最適な設計と部品選定を行うことが可能です。この徹底したアプローチにより、高性能とコストパフォーマンスの完璧なバランスを追求し、お客様に最高の製品体験を提供することが可能となりました。


* 一部構成部品については海外製を含みますが、当社にて品質管理を行っています。